1949-05-21 第5回国会 参議院 商工委員会 第20号
やはり鉄鋼の増産は、我が國産業の回復及び輸出振興にとつて極めて重要でありまするので、本案を施行せられるということも止むを得ざる次第と思います。つきましては罰則の点でありまするが、十年以下の懲役又は十万円以下の罰金に処するというような非常な重罪を科してあるのでありまするから、これが施行に際しましては、十分の御注意を拂つて頂きたいと思います。
やはり鉄鋼の増産は、我が國産業の回復及び輸出振興にとつて極めて重要でありまするので、本案を施行せられるということも止むを得ざる次第と思います。つきましては罰則の点でありまするが、十年以下の懲役又は十万円以下の罰金に処するというような非常な重罪を科してあるのでありまするから、これが施行に際しましては、十分の御注意を拂つて頂きたいと思います。
これを要するに、金属鉱工業全般にわたりまして價格並びに補給金政策に再檢討を加え、さらに適切なる諸般の施策を実行いたしますことは、わが國産業の復興と國民の生活安定のために一日もゆるがせにすべからざることと強調いたすものであります。
さらにもう一つはロカフエロー、あるいはグーゲン・ハイグ等の慈善事業を中心としておるもの、ただで金を貸してやるというような金融機関もあるのでありまして、この三段階にわかれたところの外國金融と日本とどう結びついて行くかということは、ただに水産業にとどまらず、わが國産業全般にわたつて解決すベき大きな問題であると思うのであります。これについて、いまだ政府においては外資導入の措置が講ぜられておりません。
第一は、制限会社の我が國産業復興に占める比重と独禁法改正の趣旨に鑑みて、この際、制限会社の解除をできるだけ速かに行うことが適当であると考えておるし、又会社証券保有等制限令も相当緩和することが望ましいと考えておるというのが政府の第一点の答弁であります。
石炭は鉄鉱とともに一國産業の基礎をなすものでありまして、わが國におきましても、石炭の生産いかんは経済産業の復興を左右するものであることは言をまたぬところであります。掘り出された石炭の配給を適正妥当ならしむることはきわめて大切な事柄でありまして、この配炭の巧拙いかんは、ただちにわが國産業の全般に重大な影響を及ぼすものであると同時に、資金の回収獲得に直接関連を有するものであります。
なおつけ加えて申し上げますならば、國鉄の單に赤字を埋めるというよりも、むしろ現在のわが國の貿易産業を背負つて立たなければならない京浜地帶、いわゆる日本における最も重要といいますか、最も大きな京浜工業地帶の全員が反対だということは、明らかにわが國産業の上にきわめて大きな影響のあるということは論をまたない事実であります。
この法律が我が國産業経済の基本法でありますことから見まして、余りに機械的に過ぎる規定を置くことは適当でないと考えられます。
われわれはわが國における公企業の一環として、本公團が盡した過去の功績と、今後においても計画配炭によるわが國産業への寄與等を思い浮べるならば、以上申し上げましたような諸点において、本法案には重大なる誤りがあるということを指摘いたしまして、この配炭公團法の一部を改正する法律案の原案については、反対の意思を表する次第でございます。
併し、持株整理委員会が行いましたこの行爲は、過度経済力集中排除法の目的と手続において明らかに違反行爲であるということ、又排除法の運用の失敗が我が國産業経済並びに国民の権利に重大なる惡影響を及ぼす危險が多いので、これを防止するために、総司令部五人委員会は、昭和二十三年九月十一日、持株整理委員会に対して排除法実施上の四原則を提示せられましたが、この四原則にも違反しておるということ、及びこの指令案公示後、
そこで先ず四國支所新設の理由を申上げますと、元來、四國は相当量の資源に惠まれ、特に塩化バリウム、硫化曹達の化学工業を初めとし、今後伸張すべき工業として、海水化学、耐火物、紙及びパルプ工業等の諸工業が主なるものでありますが、修上の諸工業が我が國産業界に占める割合の大なるに拘わらず、試驗研究機関としては單に地方的な研究機関のみで、総合的な工業試驗研究機関が現地に存在せず、辛うじて大阪工業試驗所の指導に頼
全國統一的土地調査促進に関する決議 わが國経済の再建を自主的且つ効果的に進めるためには、わが國産業の基幹たる農業、林業に対する政策を積極且つ合理的に進めなくてはならない。かくて土地に関連する幾多の施策を必要とするのであるが、それが適切妥当にして、しかも能率的であるためには、立案の基礎資料となる土地調査そのものが、全國統一的に正確完全に行われていなければならない。
それよりさらにわれわれの一番おそれますのは、このような情勢が現われて参りますということによつて、経営者も、あるいは從業員も生産意欲を低下するということが、わが國産業のために多大の悪影響があるのじやないかということが考えられるのであります。
さりながらこのような國民の生きて行く上に眞劍にして妥当性のある、わが國産業界のあらゆる面から見ましても、これが適当であると論断せられるところのものは、私は國会の商工委員会の権威とそうして國民の信頼に対しても、これを断固として修正してやるこが、最もわれわれの任務達成の上の重大な責任であると考える次第でありまして、私はどのようなことがあろうともこの二点については、最後までこれを貫徹する決意をいたしておる
申すまでもなく、鉱業は一國産業の基礎をなすものでありまして、その盛衰消長はただちにその國の産業経済全般に重大な影響を與えるものであります。鉱業の保安は鉱山業経営の生命であります。鉱山労働者の安全なくして鉱業の経営はあり得ないのであります。と同時に、鉱業の経営なくして鉱山労働者はあり得ないのであります。
それからお尋ねの第二点の問題といたしまして、中小企業がわが國産業構造の中で、先ほど申しましたように、大きなウエイトを持つておる数が九九%に及ぶかに、労働力、從業員総数においても、わが國雇用総数の大体五十四、五パーセントの数をかかえておりますほか、生産力約五〇%に及ぶような状況に相なつておるわけであります。
申すまでもなく、鉱業は一國産業の基礎をなすものでありまして、その盛衰消長はただちにその國の産業経済全般に重大な影響を與えるものであります。鉱業の保安は鉱山の開発経営の生命であると同時に、鉱山労働者の安全なくして鉱業の経営はあり得ない、同時にまた鉱業の経営がなくして鉱山労働者はあり得ないのであります。
いわゆる鉄鋼業は一國産業のキー・インダストリーであると言われるのも、もつとも次第であります。私はまずわが國の昨年度の鉄鋼生産の実情及び昭和二十四年度の計画の大要を伺いたいのであります。 〔神田委員長代理退席、村山(勇)委員長代理着席〕
ただ併しながら如何に輸出貿易を振興いたしましても、現在の我が國産業事情におきましては、これを以て必要物資の輸入に対する見返りとするまでには当分は参らないと思うのであります。
農業と共にわが國産業構造の基盤をなす漁業にして、その生産力の発展は停滞し、その内部に多くの封建的な残滓を包藏したままに止りますならば、再建日本の基盤は誠に脆弱にして、日本の民主化は勿論経済自立も亦歪められざるを得ないでありましよう。
農業とともにわが國産業構造の基盤をなす漁業にして、その生産力の発展は停滞し、その内部に多くの封建的な残滓を包藏したままにとどまりますならば、再建日本の基盤はまことに脆弱にして、日本の民主化はもちろん、経済自立もまたゆがめられざるを得ないでありませう。
何れにしても、かかる情勢に対して吾國経済の再建が達成し得るか否かは、吾國産業合理化の成否にかかつているというも過言ではないのである。 工業標準化が、鉱工業品の品質の改善、生産能率の増強その他生産の合理化、取引の單純公正化及び使用又は消費の合理化を図るための最も效果的なる技術的手段であることは、今更言を俟たないのである。
いずれにしてもかかる情勢に対して、わが國経済の再建が達成し得るかいないかは、わが國産業合理化の成否にかかつていると言うも過言ではないのであります。工業標準化が、鉱工業品の品質の改善、生産能率の増強その他生産の合理化、取引の單純公正化及び使用、または消費の合理化をはかるための最も効果的なる技術的手段であることは、いまさら言をまたないのであります。